相続税をどう考えるか

2016.10.21

不動産賃貸業に従事していると、相続税対策でアパートを建てる、という話をよく聞きます。

 

資産家が、自分の資産を安全に出来るだけ多く子供に残したい、という気持ちは私も親なのでよく分かります。

 

でも、よく考えてみて欲しいのです。

 

所謂、現物資産を残す事が子供のためになるのか、という事を考えてみたいのです。

 

私は、自分の子供たちには日頃から、私の資産はお前たちのお母さんには残すけど、子供たちには残さないよ、と普段の生活の中で言っています。

 

これは、子供たちが親に甘えずに、自分の力で社会生活を送れるようになってほしいからです。

 

そうは言っても、法定上、遺留分と言うのは残りますが、それでも、法定相続分よりはかなり少なくなります。

 

色々な考え方があると思います。

 

私の場合、父から資産を継ぎましたが、借金が資産を遥かに超える状態であったため、相続税が掛かりませんでした。

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そのお陰で、サービサーに行ったり、色々と勉強できた事はあったのですが(笑)

 

同じ相続でも、色々なパターンがありますので、資産を継がせることで、子供たちを鍛える事も出来る場合もあります。

 

自分の子供を本当に可愛く思い、愛するのでしたら、甘やかすのではなく、子供たちが立派に社会で生きていける様に、知識や心構え、言うなれば知的資産を相続させた方が良いと思うのですね。

 

よく聞くじゃないですか。

 

宝くじで3億円当てた人が、数年で自己破産する、というはなし。

 

私たちは、自分の器を超える物事は中々処理できないものです。

 

今まで、3億円という金額を扱ったことが人が、その金額を扱う方法なんて知る由もありません。

 

お金は稼ぐよりも使う方が難しい、という言われますが、こういう事だと思うのですね。

 

今朝、日経で相続逃れで何チャラ、という記事を読んで、こんな事を思ったので、少し話してみました。