2代目社長というと、どんなイメージでしょうか?

2016.12.18

2代目社長と聞くと、ぼんぼんでお金持ちでかなり遊んでいる、というイメージがあるのかな、という感じですね。

 

私も、今まで何度かお話ししていますのでお分かりと思いますが、2代目社長という立場です。

 

遊技業を父から継いで営んでいましたので、正真正銘の2代目社長ですね。

 

ただ、私が継いだ時もそうでしたが、この2代目社長の印象が悪いのですね、本当に(笑)

 

その会社を長く存続させようと考えた時、現社長は、2代目育成を真剣に考えないといけません。

 

ところで、2代目社長がなぜ色々と言われるのか、と考えてみたところ、妬みというのは少なからずあると思います。

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先代が築いたものがあって、土台があるので、2代目社長は楽だよね、という事ですね。

 

私の個人的な見解で言うと、楽ではないですけど、簡単かもしれない、とは言えます。

 

でも、これは、承継がキチンと出来ていたら、の話です。

 

親が子に会社を継がせようと思った時、一番教えたいのが、資産の保護だと思います。

 

これ、一般的には参考にならないと思われそうですが、そんなこともありません。

 

言うならば、お金の使い方です。

 

2代目社長が会社を傾ける原因の一番は、お金の使い方が悪い、と言うのが私はあると思います。

 

私が、自分の会社で苦労したのは、それが一番原因だと今では思っていますので。

 

キチンと投資が出来ないのですね、勉強不足で。

 

なので、子にキチンと会社を継がせようと考えている社長は、子供の頃からキチンと教育している思います。

 

学校の勉強もそうかも知れませんが、社会での礼儀作法から始まって、経済の流れ、お金の事もそうですし、投資に関してもそうでしょう。

 

宝くじに当たった人が数年で破産するように、2代目社長も、社長としての資質が不十分であると、会社をキチンと運営出来ない、という事になり兼ねないのです。

 

なので、親は子に小さいころから躾けて、社長としての人格と言いますか、社長らしい人間へと育てる事が必要になってきます。

 

偶然なんてないのですね。

 

その父から生まれたのは、偶然かも知れませんが、経営者になれるかどうか、というのは偶然ではないのです。

 

取引先から見ても、金融機関から見ても、何処から見ても、この2代目なら社長に相応しい、という環境にして初めて、その会社は安泰と言いますか、生き残っていく事が出来ると思います。

 

この様に考えると、2代目社長ってなんだか窮屈だな、と思う方もいるかもしれませんね。

 

そうですね、何かを守る、という事を考えると、この様になるのかもしれません。

 

窮屈が嫌で、長男が会社を継がず、次男や他の身内が継ぐという事もあるくらいですからね。

 

表面だけ見ると、2代目社長と言うのは華やかに見えて、ラッキーだと思う人もいるかもしれませんが、意外とそうでもない、という場合もあるのです。

 

私の場合、父から継いだ事業は残すことが出来ませんでした。

 

そういう意味では2代目失格ですね。

 

それでも、今は自分なりに事業を展開し、世の中に対していくらか良い事が出来るように行動しているので、形を変えて、父から継いだものを継続できていると思っています。

 

世の中の進行速度は、益々早くなって行くと思いますので、頑なにこういう形で行かなければいけない、という凝り固まった思考ではいけないと考えています。

 

もっと柔軟に、川の流れに沿うように行ければ、自分もそうですし、周りにも良い影響を与える事が出来ると思うのですね。