2017.05.09
お金の問題と言うのは、ある意味、方程式が色々とあり、それに当てはめて問題を解決していく、と言えるかもしれません。
なので、以前にもお話ししましたが、負債の問題は解決したのに、またお金に困り、二次破綻するという人が出てくる。
知識は付いたのに、知性が伴っていないと言えるかもしれません。
この間、広告の問題である弁護士事務所が話題に成りましたが、あのような形でお金が戻ってくる事で、その人がお金のことに対して間違った考えを持たなければ良いな、と思うのです。
お金の問題と言うのは、確かにその物自体を解決する事も大切ですが、心の問題を解決する事も大切であると私は思っています。
本来は、借金なんかしない方が良いのです。
事業に関しては、その性格が違いますので、お金を借りる事はありますが、個人の関していえば、借金はしないに越したことはありません。
日本は現在、貧困化が進んでいると言われています。
よう言われている言い方で、相対的貧困化、というものです。
他の人と比べて貧乏、という意味だと思います。
私は、この言葉に違和感を感じています。
人と比べて貧乏、という言い方をすると、その人たちは他の人に貧乏と思われたくないから無理をする。
その無理が、「借金」です!
これまた何処かで見た記事ですが、クレジットカード会社の場合、貸し出しは本人の年収の三分の一と決まっているそうです。
それが銀行系の場合、その縛りが無い、そうです。
実際に、それ以上の貸し出しをしているそうです。
善良な貸金業者も中にはありますが、そういう業者は大打撃ですね。
その話は別にして、必要以上に個人に貸している、という事ですよね、銀行系カードローンは。
貸す方にも問題はありますが、やはり個人の心の在り方も正さないといけないと思います。
他の人の事は気にしない。
自分自身に自信を持つ。
こういう心持が本当に大切になってくると思うのですね。
先ほども言いましたが、企業経営の場合は別です。
前に確実なチャンスが来ている時に、手元に資金が無いから、銀行から借りる。
これが、本来に貸金業なのですね。
だから、その予測が外れた場合、貸した方にもある程度の責任がある、という事です。
個人の場合は、社会が悪いというもありますが、基本的には個人の心持だと思います。
知識だけではなく、知性も大切にしたいですよね。