2017.09.16
零細企業というのは、社長の身丈以上には成長しない、とよく言われます。
それが零細企業というものですし、零細企業の社長はそういう仕事の仕方が好きなのかもしれません。
例えば、中規模の会社になると、社長がいなくても会社が充分に回る様になります。
これは、その会社が社長の器ではなく、会社組織そのものが動いて、会社を運営しているという事になります。
まあ、中規模以上の会社の事は私は分かりませんので、零細企業の話に戻りますが、先ほども言ったように、零細企業というのは社長の器がそのままである、と言えます。
だとすると、零細企業では社長の影響力が多大である、とも言えるのですね。
社長の影響力うが多大である、という事を社長自身が知っているか、ということは凄く大切な事だと思います。
会社が順調な時には、社員の小さいミスと言うのは見過ごせる部分もありますが、そうでもない時期はそのミスが会社の業績に影響してしまう事があります。
そんな時に、社長がどういう行動を取るかが大変重要です。
それこそ、事細かく社長が指示を出し、会社を運営していく事が必要でしょう。
そこそこ大きい会社の場合は、社長がやらなければいけない仕事は限定的です。
零細企業の場合は、社長が多くの業務しなければいけません。
なので、その分社長の影響力は大きい訳です。
そう考えると、零細企業の社長は社員に対する態度も、事細かく注意する必要があるでしょう。
また、会社での社長の影響力が大きいのですから、そんな社長に一言声を掛けてもらえれば、凄く励みになるし、モチベーションも随分と上がるかもしれません。
また、影響力が大きいのですから、普段の行動にも十分に注意する必要もあるでしょう。
こんなことも言われたりします。
「社長はいつも人に見られているのだから、トイレで立小便している時も気を張らないといけない。前かがみになっていると、何かうなだれているように見えて悩んでいるように見えるから。」
影響力があるから社長の仕事は大変な事は大変ですが、その分、やった分だけ跳ね返ってくるのも零細企業の良いところですから、社長は自分がしっかり仕事を楽しむことも忘れてはいけませんね。