不動産投資に急ブレーキが掛かる

2017.10.28

先日、融資環境が厳しくなってきている、という話をさせて頂きました。

 

実際に最近、不動産投資のポータルサイトを見ると、少し価格が安くなってきている、という感触はあります(それでも、まだまだ高いと感じますが・・・)

 

ニュースや報道でも、地方のワンルームタイプのアパートの乱立で、入居率が著しく落ちている話題が頻繁にされています。

 

確かに、金融庁の指導で融資が厳しくなっているのは間違いない事だと思いますが、はたしてこれがいけない事か、という問題です。

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特に東京23区内を見ると、利回り3%とかで売りに出ている物件に対して融資を付けている金融機関がありましたが、これは異常だと思います。

 

ここ数年が異常で、これから正常に戻る、という言い方の方が私は正しいと思います。

 

日銀の異次元の金融緩和でお金が余り、それが不動産や株式などに無理やり流れていました。

 

なので何処かで調整が入るのは当然の事ですが、私が経験したバブル景気とは明らかに違います。

 

私が経験したバブル期は、地方にもお金が流れていました。

 

私の例で言うと、茨城の農村地帯の土地を坪あたり16万円という金額で土地を購入して出店しています。

 

今考えると本当に異常ですが、当時は地方にもこの様にて資金が回っていました。

 

なので、国内が全国的に好景気で沸いていたのですね。

 

それが今回の景気はだいぶ様子が違います。

 

景気が良いのは、東京23区内と地方の一部の大都市のみ。

 

全体で見ると、良い数字が出ているようですが地域格差がドンドン広がっているのですね。

 

なので、希望の党が話していた「通勤ラッシュの混雑を無くす」という言葉が、地方には響かないのですね。

 

地方は、そもそもそれほど景気が良くないので通勤ラッシュが無いのですから。

 

株と不動産は連動している、とよく言われますが、今は不動産に流れていた資金が一時的に株に流れているように思えるのですね。

 

ここ数年、収益物件に対して過熱していなので。

 

日銀の金融緩和自体はまだ止まっていません。

 

今はその資金が株に流れているようですが、それが天井を付いた時はどうなるのか。

 

オリンピックが終わった後がどうなるか、色々と考えどころがあると思いますが、それに向けての準備を確実にしておきたい時期ではあると思います。