断言することの大切さ

2017.12.07

この時期になると、お金の問題を抱えている人は本当に憂鬱な日々を送っていると思います。

 

私も、会社の状況が悪かった時を思いだします。

 

年末は金融機関が四半期決算という事もありますし、少しでも悪い債権を回収して、良い正月を迎えたい、という事もあるのかもしれません。

 

兎に角そういう電話が連日、金融機関から掛かってきますので、本当に眠れない日々を送ります。

 

私も当時は、業績が下降の一途をたどっていましたので、返事はのらりくらりで、土日が来ると一安心、という年末を過ごしていました。

171116AMEMAN016_TP_V

 

それで、そのまま正月に入り、三が日は金融機関が休みなのでその三日間はホッとした日を送る事が出来ます。

 

ただ、その三が日が明けると、また金融機関から催促の連絡来るわけです。

 

そうなんです。

 

根本を解決しないといつまでたっても、この状態が続くのですね。

 

そこで、一月の中旬が過ぎた頃、次の一手を行いダメなら会社をたたむ、と身内である役員に断言しました。

 

その前の年に、取引先や役員からこれだけは止めようと言っていた営業方法を取ります。

 

少し状況を説明すると、当時の遊技業界は法改正により、軒並み規模縮小に動いていましたが、所謂、単価を下げる方針を取る事で、稼働を維持している会社もありました。

 

ただ、それは資金が豊富にある会社のみ取っていた方法ですので、当社の様な規模の小さい会社で大丈夫なのか、という事で二の足を踏んでいたのです。

 

単価を下げると途端に売り上げが下がりますので。

 

ただ、お客様は遊びやすくなる。

 

まあ、崖っぷちだったので選択肢はありませんでしたが。

 

ただ、これがダメなら会社をたたむと断言したことにより、覚悟は出来ていたような気がします。

 

その後、正直言うと記憶がおぼろげで、どの様に行動していたか記憶が定かではないのですが、その方法はテキメンに効果が表れて、その後の一か月足らずでキャッシュが単月で回るほどに業績が回復したんですね。

 

正直、運が良かったと今でも思います。

 

そうは思うのですが、あそこで覚悟を決めないでズルズルと行っていたら、今頃どうなっていたかを想像すると、本当に怖いです。

 

お金の問題だけではないと思いますが、会社の場合、トップの決断と覚悟は本当に重要な事だと思います。

 

一部上場企業のトップを見ていると、生ぬるいように見える時もありますが、それは簡単につぶせない程に会社が大きいからで、仕方ない事だと思います。

 

我々零細企業は、無くても社会的な影響は殆どありません。

 

なので、社長が何とかしないといけない。

 

それが現実なので、覚悟を決めて断言するしかない、と思うのです。