支払いのジャンプ

2018.01.21

今日は、あるセミナーでの話を共有したいと思います。

 

それは、支払いの延期(ジャンプ)について。

 

私のサイトをご覧の方は、返済が厳しい、支払いが厳しい、という方がいると思います。

 

私も、そういう時期がありましたので、よく分かります。

 

私の場合は、サービサー対策をする際に、金融機関といってもノンバンク(私のサイトの度々登場する会社ですね(笑))を利用してので、少しきつい目に会っています。

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これはノンバンクという性格上、仕方のない事です。

 

私の例でいうと、所謂、遊技機の法改正で売り上げがガタ落ちし、返済が出来ない状況になったので、リスケの相談に行ったのですが、どうしても受け入れてくれない、というものです。

 

ノンバンクというのは、資金調達方法が銀行と違いますので、回収をもっと厳しくしないといけません。

 

なので、業績が悪くなった会社に対しては、どうすれば最大回収出来るか、と考えるのですね。

 

私の会社の場合は、例えば残債が4000万円だとすると、所有不動産の評価が8000円位出る、という状況です。

 

この様な状況の場合、ノンバンクとしては手助けして生き延びるようにするより、競売に掛けて回収する方が手間が省けるし、余計な経費が掛かりません。

 

まあ、何とも冷たいところだ、と当時は思い逆恨みもしたものですが、ノンバンクというのはそういう会社だ、という事を後で理解し、納得したという事があります。

 

この様なことから、借りるなら出来る限り銀行にしてください、と言うのですね。

 

まあ、それで、返済が滞り始めると本当に、嵐の様な催促の電話が来ます。

 

携帯の番号を変えようと思った事もありましたが、自宅にまで来たら、たまったものではありません。

 

当時、娘が幼稚園の年長で息子が年少でした。

 

もう、毎日、仕事から家に帰る時に泣きながら帰ったのを、今でも覚えています。

 

まあ、暗い話をここまでにして、支払いを何とかしないといけないのですが、私の場合は遊技業でしたので、支払い待ってもらう先がそれほどありません。

 

なので、税金や水道光熱費、遊技台の支払い、当時の記憶が定かではないので、他にあると思いますが、そんなところです。

 

自宅に差し押さえを掛けられたこともありますし、何度も役所に行ったり、あちこち交渉に行きましたね。

 

それで、これはなぜそうするかと言うと、支払い少しでも遅らせて、何とか売り上げの回復を図るためのものです。

 

支払いを遅らせる(ジャンプ)というのは、債権が無くなる訳ではありません。

 

破産しない限り(税金は破産しても無くなりませんが・・)、支払い債権は無くなりません。

 

なので、支払いを遅らせて時間稼ぎをし、その間に売り上げの向上手段を講じる事になります。

 

実は、この売り上げの向上手段が再建においては最も重要な事です。

 

支払いを待ってもらうのは、あくまでも一時しのぎです。

 

それで、私の場合はノンバンクなのでそれが出来ませんでしたが、これが銀行の場合は、リスケに応じてくれる事が多々あります。

 

なので、まずは、資金力のある銀行にリスケ相談をして、それで時間稼ぎをして、売り上げの向上手段を考え行動していくのが、良い方法だと思うのですね。

 

支払いも、資金力のある所から交渉するべきです。

 

支払先が零細企業の場合、いくら黒字でもそれほど資金に余裕がある訳ではないという会社も多いですから。

 

これは個人でも同じことで、返済が厳しくなったらまずは、大きい会社に返済の仕方を相談して、その後、自分の生活態度の改めや、仕事を増やすという活動を通して、出費を抑えて収入を増やすという活動をして、返済が出来るように持っていく、という事になります。

 

支払いのジャンプと言うのは、あくまでも一時しのぎ、ということを心に留めておいて頂きたいと思います。