2016.09.07
一言で借金、と言いましても、その性格には色々なものがあります。
などなど、同じ借金でも、その性格はさまざまです。

私が、取り扱うものは主に事業資金に関する事です。これは、事業資金と言うのは基本的には金融機関から借りる事が多いからです。
借金問題を解決する際に、法律を駆使して問題解決に当たりますが、金融機関から借り入れている場合の方が、尚且つ金額が大きい方が処理がし易い、という傾向があるのです。
それと、これは私の個人的な見解ですが、金融機関は独自の審査方法で審査し、それに従って融資をします。
反社会的組織には融資しませんし、将来にわたり、展望が無い事業には基本的には融資しません。
社会的に意味がある事業だと判断されて、金融機関が融資している、という前提があるのです。世の中のために、人々が喜ぶ事業をする、という目的の上で起こされる事業だ、という事です。
遊興費や服を買うとか、自己満足のためにする借金とは性格がまるで違うのです。
私は、だからこそ、サービサー法にしても、民事再生法にしても、その様な事業を興し、それでも行き詰まってしまった人を助け、再起してまた、世のために働こうとしている人を救うために存在している、素晴らしい法律だと考えているのです。
ただ、少額の金融機関からの借金(個人は難しいですが、例えば消費者金融とか)ではない場合も、状況によっては、解決できる糸口が見つかるかもしれません。
なので、遊興費や洋服代ではなく、真剣な理由で資金に困っている場合などは、一度相談して頂けるとよいかも知れません。
兎に角、一人で悩んでいても中々良いアイデアと言うのは、出てこないものです。
…私もそうでした。
絶対に良い解決法が見つかるとは言い切れませんが、あっさり解決法が見つかる事もあるのです。なので、一度、相談だけでもしてみても良いかと思います。