2018.10.06
お金さえあれば・・・
この様に考えている時が私にもありました。
業績が悪く、いつも資金繰りに追われ、本当に苦しい時期がありました。
それでも、私は何とかその危機を運よく脱出し、今では大家として、多少なりとも余裕のある生活が出来ています。
日本は資本主義社会ですから、お金があれば大抵の問題は解決できます。
なので、お金を中心に物事を考えがちになります。
これが問題なのですね。
お金を生むにはどうすれば良いでしょう。
お金を刷ればよい?
はははは(笑)
それも、一つの答えですが、私たちには日銀や政府の様な権利はありませんので、お金を刷ると犯罪です。
ならば、どうすれば良いのでしょうか。
そうでうすね。
稼ぐ、ということですね。
その稼ぎためにはどうすれば良いのでしょうか。
何処かに勤めるならば、その会社のためになるように働いて、給料が上がるように努力することです。
もし事業を営んでいるのならば、売り上げを伸ばして利益を上げる事です。
私は事業を営んでいましたので、事業について話しますと、お金を稼ぐためには売り上げを上げないといけない訳です。
自分の会社やお店に多くのお客様を呼ぶことが必要だという事ですね。
そこで、「オンリーワン」です。
よく聞くワードですね。
世界でのオンリーワンとなると、これは至難の業です。
ハリウッドスターやアップルの様な存在ですから、それそこ数百億というレベルでしょう。
私たち零細企業は、地元の町でオンリーワンになれば良いのです。
言うなれば、何処どこ町何丁目には一件しかない焼き鳥屋さんとか。
こんな感じでしょうか。
この様な存在になるだけで、十分に儲かりるんですね。
それが現実です。
このオンリーワンになるのはどうすれば良いのか、というのを脳に汗かいて考えるんですね。
ここが、ミソです。
上記で挙げた焼き鳥屋さんなら、うちは何処どこの鳥しか使いません、とか、秘伝のたれを使っています、とか。
その地域の他の焼き鳥屋ではやっていない事を探して、やる。
これが凄く大切な事です。
私は当時遊技業でしたが、何を売りにしたかというと、千葉県で最も小さい店舗です、と。
尚且つ、地域(千葉市中央区)で一番に始めた営業方針を謳い文句に宣伝しました。
正直、ダメ元でやりましたが、これが当たり、所謂V字回復をする事が出来ました。
オンリーワンというと凄く難しいイメージがありますが、そんなことはないと思います。
斎藤一人さんの言葉ではありませんが、商売は法律さえ犯さなければ何でもありの喧嘩みたいなものです。
そこを必死に考えて、地域でのオンリーワンを目指して頑張る。
それがたまたま関東でオンリーワンという場合は、物凄い大ブームになる事もあるでしょう。
アップルの場合は、作ったコンピュータが世界でのオンリーワンでした。
特に日本は人口が多い国ですから、小さいオンリーワンでも十分に戦える場合が多いのです。