全ての借金がうまく処理できるという事はない

2016.09.07

前回、「借金にも性格がある」というお話をさせて頂きました。

 

遊行費などの借金

遊興費や洋服代などで作った借金と、事業で作る借金の違いですね。

 

今話題に成っている、過払い請求ですが、あれは殆どの場合、遊興費などで作った借金についてのものです。

 

金融に関する法改正があった後、金利の上限が定められ、これを超えて取っていた利息を過去に遡って返金する、というものです。

 

 

これは私個人的な意見です。

 

当時、この様な金利の高い金融から一時的にお金を借りて、仕事を回していた零細企業は意外と多かったと聞きます。

 

この様な会社は、売り上げ規模も小さいので、例えば「今月末に100万円の売掛が処理できるから、この十日間の運転資金として20万円をそういう金融会社から借りて、その場をしのぎ、月末に入った100万円の中からその月のうちに返済をする」という感じですね。

 

ところが、この法改正のせいで、この様な類の金融の中で、真面目に営んでいた会社が軒並み倒産しました。そうなると、困るのは、そういう金融を利用していた会社です。

 

この法改正で、孫請けやひ孫請けの会社多くは、倒産したと思います。

 

この様に仕事を回すために利用している会社もあれば、遊興費で利用する個人もいる。

 

ただ、遊興費で利用した人は、利息を過払いしたという理由から、返金してもらう…なんだか、不公平感は残ります。

 

まあ、初めから普通の金融機関と取引をしなかったその会社が悪いと言えば悪いですが、この法改正で、悪徳な金融は地下に潜ってしまったはずです。

 

そうすると、もっと悪い事が起こりますよね。

 

私は、遊んで作った借金は、その人が最後まで責任をとる必要があると思います。高利で借りたお金でも、自分の欲望に耐えられず借りたのですから。

 

なので、事業で借りたお金に関しては社会性がありますので、貸した方にもそれなりの責任がある、と思うのですね。

 

そういう事から、私は個人的に、サービサー法という法律は素晴らしい、と思う訳です。

 

「借りた金は金は返すな」というタイトルは確かに過激すぎるとは思いますが、中身はそういう事だったのです。

 

なので、全ての借金が上手く処理できるという事ではない、と私は思います。