奉仕の本当の意味

2019.12.31

先日、もとZOZOの経営者だった前澤氏が、千葉県館山市にふるさと納税をした、というニュースを目にしました。

 

始めは、大したものだ、と素直に考えていましたが、時間が経って、あれ?、と思うようになりました。

 

ある人のツイートを観て思った事ですが、ふるさと納税と言うのは、本来は自分が居住する自治体に収める住民税ですが、他の自治体に収める事が出来る制度ですよね。

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ということは、本来収められるはずだった自治体は、その分だけ税収が減る、という事になります

 

前澤氏は、20億円と言っていましたので、地方都市での20億円は大きな金額だと思います。

 

本当に、ボランティア精神で寄付をするなら、普通にいつものように住民税を収めて、別口で寄付をすれば良いのでは、と思うのです。

 

まあ、そんなに多くの寄付を出来ないやっかみも少し(笑)ありますが、ふるさと納税というのは、払う先を変えるだけで、当の本人の財布の中身は全く傷みません。

 

これは、寄付と言えるのか、という事ですね。

 

このふるさと納税という政策を強力に押していたのが、Twitterでも有名な、高橋洋一さんです。

 

リフレ派として有名な人ですが、この方の考え方には、独特なものがありますね。

 

良い事を言ったり、悪い事を言ったり・・・

 

このふるさと納税に関しては、東京23区に限定して行う、という政策にすれば良かったのかな、と感じます。

 

如何せん、東京23区の税収は桁違いですからね。

 

23区内から数十億円の税収が消えたところで、それ程の影響はありません。

 

これが、例えば千葉市辺りだと、20億円という税収が他に動くとある程度の影響が出るのではないか、と考えます。

 

いずれにしても、ふるさと納税に寄付という単語を使って紹介されている事がありますが、私の個人的な見解では、これは寄付ではありません!

 

単なる、納税地移動です。

 

払うべきものを利用して、良い事をしたように見せる事が出来る、という政策だと思うのです。

 

一般でいう寄付と言うのは、可処分所得から払われるものですよね。

 

ふるさと納税は、あくまでも税金です。

 

私は、この様な観点から、ふるさと納税は先ほど挙げた、東京23区内に限定するか、廃止すべき政策だと思います。