業績悪化の原因を考えてみると

なぜ借金地獄に陥ったか。

 

それは、言うまでも無く、事業の業績が悪化したからですが、その原因、業績が悪化していく過程と言うもの考えてみたいと思います。

 

前回もお話しした通り、バブル経済が弾けたと言われる、
1991年ごろ、金融機関の総量規制により、確かに不動産や金融関係の業種は、軒なき転落していきました。

 

私が知る不動産業者さんも、今まで大きな事務所を構えていたのに、マンション一室、しかもワンルームのマンションに引っ越して営業している、という人もいました。

 

金融経済の方は、金融機関の引き締めで一気に弾けるので分かり易いのですが、実体経済の方はそうでは無いのですね。

 

私は、5~6年くらいのタイムラグがあると認識しているのですが、この1997年くらいまでは、政府がまだ公共投資を積極的に行っていたので、実体経済の方はそれほど落ち込んでいない様でしたね。

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実際に私の方も、茨城店の出店が1989年で、千葉店を2億円掛けて1993年に全面改装していますので、その後3~4年位は順調だったと記憶しています。

 

不動産や金融の業界では、一気に冷え込んでいるのに、実体経済側では、何とか景気が持っていた、という時期になります。

 

ここで私は思ったのですが、不動産と金融以外の業界では、油断があったのではないか、という事ですね。

 

確かに、橋本内閣による消費税の導入や、財政支出の激減で実体経済が影響を受けた、というのもありますが、このタイムラグにより、勘違いした経営者は多いのではないか、と思います。

 

実際の実感では、1997、8年位からが、業績下降の始まりだった様に思います。

 

それと今思い出したのですが、この時期、不動産が一気に冷え込んだので、金融機関がパチンコ業界に融資をかなりしていた、という印象があります。

 

今では、パチンコ業界への融資姿勢は凄く厳しいですが、当時は地銀はもちろんの事、都銀もかなり融資していた、と記憶しています。

 

その後、実体経済の方も冷え込んだので、その貸し込みが不良債権となり、その債権もかなりサービサーに流れる事になります。

 

業績悪化の原因をこの様に考えてみたのですが、日本の全体の事を考えると、当時の消費税導入と、政府の財政支出の削減が原因と思います。

 

パチンコ業界で言うと、金融機関の無理な貸し込みと経営者の判断ミス、があると思います。

 

なので、貸し手責任という言葉も、このころはよく聞かれたのですね。

 

パチンコ業界だけではなく、現金商売と言うのは、計画をキチンと立てて、日々の管理をキチンと行い、キチンと仕事をすれば、それなりに経営は成り立つと思います。

 

日々、現金が入るので、実体の計画が立てやすい、という事もあると思います。

 

だから、どんぶり勘定に成り易い、というのもありますが。

 

私の会社も、この実体経済の落ち込み、と2度目の危機の時は、法改正が大きな要因となっています。

 

ただ、これは他の会社さんも条件は一緒なので、それなりに営業できている店舗さんからすると、怠慢である、と思われても仕方ありません。

 

今こうして、業績悪化の原因を大まかに考えてみて、2度目の危機の後、直ぐに行動出来て本当に良かったと思っています。

 

それと、事業と言うのは永遠は無いので、これからも精進して行こうと思いますね。

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