サービサー 整理回収機構との交渉の中で①

零細企業の業績向上において、借り入れの問題をどうするか、というのは大きな問題です。

 

私の場合は、メインバンクが破綻する事で強制的に当時唯一のサービサーであった、整理回収機構(RCC)に債権が譲渡されました。

 

一般的には、金融機関が回収不能と判断した場合、その企業が抱える不動産を中心とした資産を売却(競売)して、融資したお金を回収します。

 

でも、全ての資産を売却しても借金が残る場合が当然ある訳で、そうした時にどうするか、なのです。

 

幾通りかありますが、その一つが債権放棄。

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これは、金融機関が回収出来ないので諦める、という事ですね。

 

一般的には、こういう場合は金額が小さく、諦められる金額という事になるでしょう。

 

小さいと言っても、比較して小さいという事で、例えば総融資額が100億円で、回収不能だった分が5億円とか、ですね。

 

それ以外の方法は、先ほど挙げた競売、そしてサービサーへの売却が主なものになりますね。

 

私の頃はサービサーに債権が売却される事が多かったのですが、それはおそらく、バブル経済下で、負債が実際の資産額よりも遥かに多く、金融機関があまり資金を回収できなかったからだと思います。

 

金融機関は、不良債権を抱えていると、その分だけの引当金を積んでいなければなりません。

 

サービサーに売却すれば、その分は損金扱いに成りますし、不良債権も無くなるのですから、そういう案件が多かったのだと思います。

 

上記で話したことを考えてみると見えてくることですが、金融機関は多くを回収できそうな時は競売や任意売買で回収しようとして、余り回収できない債権に関しては、サービサーに売却する、という形を取っていると思います。

 

当時、私の場合は、総負債額が5億5千万円位。

 

それで、資産は茨城店の土地と、本店の千葉の土地、という事になります。

 

茨城店の土地は当時の路線価が確か3000円だと記憶しているので、5000円×3,3×1800(土地の坪数)で、1782万円という事に成ります。

 

千葉の方は路線価が確か5万円位だったと思いますので、5万円×3,3×300(土地の坪数)で4950万円、という事に成ります。

 

足すと、6732万円という事になりますね。

 

全て売却して回収できる金額が最大でこの金額ですから、メインバンクが破綻していなくても、サービサーに売却された可能性は高いと思います。

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