サービサー 整理回収機構との交渉の中で③

それで、メイバンクが破綻してしばらくして整理回収機構との本格的な交渉が始まる訳ですね。

 

この、数年あったというのが凄くミソに成っているのですが、この期間にサービサーに関する情報を色々と仕入れる事が出来たんですね。

 

一番のニュースは、「借りた金は返すな」という書籍です。

 

当時の、サービサー組の経営者には、煌々と光る、天からの恵みだったと思います。

 

書名の通り、残っている借金を全て返すことは無い、という内容なのですから。

 

これを読み、力が沸き、その後の行動へと繋がって行くのですね。

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基本的には、第三者により新しい会社を設立し、その会社に良い部分を譲渡して、悪い部分を当の経営者が引き受ける、という方法を取るのが王道です。

 

詳しい事は、ここで説明すのは難しいので、直接お会いできる方には説明しますが、そういう方法を駆使して、債権の処理を成功させることが出来ました。

 

この交渉にあたり、一番重要なヒントが、「返すことが出来ないほどの借金を実際に抱えている」という事です。

 

私の場合は以前にも話したように、無担保債権で最終的に3億8千万円という借金が残りましたが、これはどんな事をしても返すことが出来ません。

 

なので、どんな事をしても返すことが出来ない、という姿勢と言いますか、そういう立場を主張する事が大切なんですね。

 

言うなれば、この3億8千万円と言うのは、当時の金融機関の貸し手責任、バブル経済時に過熱して踊っていた金融機関側にも責任がある部分、という事になると思うのですね。

 

以前にも言った事ですが、借金全てがこういう形で処理できるわけではありませんし、私はそうあってはいけない、と思うのですね。

 

一番良い例が、過払い金の処理だと思いますが、自分の私利私欲で使ったお金に対する金利を安易に戻してもらう。

 

確かに、そうした理由ではない人もいるのは確かですが、殆どが浪費でこしらえた借金です。

 

性質が違うのですけどね。

 

まあ、そこは法律なので仕方ありませんが、安易な気持ちで過払い金を受け取った人はその後、どうなっているのでしょうかね。

 

宝くじに当たった人が、数年後には殆ど破産すると言いますが、あぶく銭はあぶく銭です。

 

今後の社会問題にならなければ良いのですが。

 

当時のサービサー組は、この金融法とは全く別なサービサー法という法律で、多くの経営者は救われたんですね。

 

実際にこの法律で救われた経営者は、その後も経営努力をし続け、大きくなった方もいれば、問題を全て解決してバイアウトしたり、私の様に別の事業を立ち上げ行動している人もいたり、色々な活動をしている方が多いと思います。

 

お金の問題と言うのは、難しい事もありますが、簡単だと言える部分もあり、掴みどころが無いと言えます。

 

ただ言えることは、世の中のために行動して作ってしまった借金と言うのは、誰かが救ってくれる、というのが私の考え方です。

 

これはおそらく間違いない事だと思っていますので、今こうして、こういう話が出来ているのだと思います。

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