仕事は真面目すぎるといけないとか、いや違う、真面目な方が良い、と、色々は意見があります。
仕事を真面目すぎるほど行う人は、見た目には良いですよね。
私は、傍から見ると仕事を真面目すぎる程やる人ではありません。
ただ、サービサーに債権が譲渡されてからは、心機一転、真面目に仕事を行う事に切り替える努力をしました。
サービサー問題を解決できたのも、そのお陰であると思います。
ただ、それだけではダメな部分もあるものだな、と思う事態にも直面しました。
真面目と言うのは、一見良いように見えます。
他人から見て、真面目に見えるというのは、どういう事を指すでしょうか。
そうなんですね、別の面から見ると、何も考えていない、と見る事も出来るのですね。
人から言われる事を素直に聞く。
注文通りに仕事をこなす。
他人がいう事をよく聞く人、だからこそ真面目だと思われる、という事もあると思います。
私が、二度目の危機、風俗営業の法改正(パチンコの台に関する法改正)があった時、本当に毎日、真面目に仕事に取り組んでいました。
お客様に喜ばれるように、色々なイベントを考えたり、出来るだけ良い台を選定して、入れ替えたり、色々と工夫してお客様に喜ばれるように営業していたつもりでした。
それが、射幸性が高いという事で、当時の台が全て撤去処分となったのですね、全ての店舗で。
体力(資金力)ある店舗さんは、何とかかんとか生き延びましたが、私のお店の様な超零細には、たまったものじゃありません。
今では流行っている、低貸し営業という形を取り、何とか生き残り、起死回生をする事が出来ましたが、この経験が私の経営の方針、人生に対する考え方を変えるキッカケになりましたね。
「真面目だけではビジネスは成り立たない」という事。
お金儲けをする、商売をするという事は、真面目に加えて情報収集を怠らず、自分の頭で考えて、新しい事を開拓していく、という事が必要です。
今考えると、真面目という意味を取り違えていた、とも言えるかもしれません。
仕事に真面目すぎる人と言うのは、他人のいう事を素直に聞く、上司のいう事を素直に聞く、と思われがちです。
本当の真面目、と言うのは、世の中の流れに対して真面目に素直に成る、という事だと思います。
世界は資本主義経済なのですから、その面でみた真面目さ、というものが必要なのかな、と思います。
実際には、お金を増やす、という事を考えたら、ビジネスだけが手段ではありません。
投資でお金を増やす、という手段もあります。
情報を買ってお金を増やす、という事もあるでしょう。
一般世間で言うところの、「真面目」とは多少、方向が違うという面もあると思います。
なので、資本主義経済下での行動というものをしっかり勉強する事が必要だという事ですね。
こんな偉そうな事を言っていますが、私も最近やっと気づいた、という程度です。
だいぶ遅いですが、それでも何とかしがみ付いて行こうと、勉強中です。
仕事のやり方というのを、少し変えて行動してみる、というのもこれからは必要なことだと思うのですね。