なぜ借金3億8000万になったのか?

新米経営者でもお店を回せてしまう、恐ろしいバブル経済

 

私が大きな借金を抱える事になった一番の理由はバブル経済です。

 

私は、23歳の時に遊技業(パチンコ店)を営んでいた父が出店した、新店舗を任されることになりました。任される前に、ある程度の訓練と言いましょうか、研修は受けていますが、お店をマネージメントするのは初めてです。

 

バブル経済期

バブル経済

そんなこんなで、お店はオープンしますが、恐ろしいのは、このバブル経済。

 

そうそう、この出店費用は全額借入でおおよそ6億円ほどです。

 

遊技業というのは日銭商売なので、確かにやり易いというのはありましたが、このバブル経済のお陰で、私の様な新米経営者でもお店を回せてしまえるのです。それほど景気が良いのです。

 

私が、本格的にそのお店の社長という形を取ってしばらくして、父が病に倒れます。末期がんで、がんが発見されてから8か月ほどで亡くなりました。

 

まだ父からまともに経営の事なんて教わっていないまま、父が亡くなったので、どうしようどうしようと右往左往しますが、何とかやれてしまっていたんですね、この景気のお陰で。

 

それで有頂天になり、その3年後に本店の改装工事費用として、2億5千万を新たに借り入れます。この時にあった負債(借金の)の総額は7億円位です。

 

それで、まだまだ続くんですね、好景気が(笑)

 

それとなく経営していて、2億円ほど返済が進みました。ただ、このころから景気の様子がおかしくなってくるんです…

 

 

バブル経済崩壊

バブル経済崩壊

元々、経営の手腕のない私ですから、当然、景気の影響をもろに受けます!

 

その結果、返済がしんどくなってきましたので、リスケ(返済の計画変更)をするんです。

 

利払いのみで、元金の返済をストップする、という事態になります。

 

そうこうしているうちに、多分あなたもご存じだと思いますが、金融機関がバタバタ倒れはじめます。私がメインで使っていた金融機関も当然、破綻しました。

 

元々返済があまり進んでいませんでしたので、この時に残っていた借金(残債)は、4億5千万ほどありました。

 

私は、この時に気付いたんです、というか余りにも気付くのが遅すぎる。
金融の事が全く分からない!

 

それで、一から勉強する事になるのですが、この時に、銀行に山積みになっている不良債権(返済されない借金)を処理するために出来たのが、サービサー法(債権管理回収業に関する特別措置法)という法律です。

 

 

表題の3億8,000万円と言うのは、このサービサー法により、最終的に処理した時の額で、この時はまだこんな感じでした。(詳しくは、どうやって立ち直ったのか?をご覧ください。)

 

それで、この時の私の気持ちなんですが、これだけの借金があると、何というか、ピンとこないというか…

 

確かに、一時的に気持ちはどん底に落ちましたが、この時は独身ですし、途方にくれながらも、すぐに立ち直っていた、というのが本音です。

 

そして、借金は額が大きい程、処理しやすいと分かったのも、ちょうどこのころだったと記憶しています。

 

 

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