前回、不労所得について話をさせて頂きましたが、今回もその流れになります。
不動産賃貸業は、収益物件を購入して初めて運営が始まりますので、まず物件を購入しないといけません。
私のサイトで、借金について色々と話をさせて頂いていますが、不動産は高額ですので、基本的には融資を利用して購入する事が多いです。
まあ、何億も持っているお金持ちには無縁の話ですし、借金には抵抗があるからという事で、数百万円の小ぶりの物件を現金で購入して始める方もいます。
まず、この入口が整っている事が重要です。
簡単に言うと、物件を買える人になる、という事ですね。
それで次ですが、物件を紹介してもらわないといけないのですが、その仕事をするのが不動産業者さんです。
物件を購入する際に仲介をして頂かなければいけませんので、その物件を不動産業者さんが探してきます。
それで、ここが重要ですが、不動産業者さんは物件を買えそうな人に物件を紹介します。
これは、紹介して散々動いた挙句、融資が下りない、お金が無い、等の理由で買えなかった場合、それまでの行動が無駄になってしまうのですね。
なので、不動産業者さんは買えそうな人に物件を紹介するんですね。
そう考えると、自ずと取らなければいけない行動が分かります。
不動産業者さんを出来るだけ多く回る。
その時に、自分は買える人だ、という事をアピールする。
これが凄く重要です。
私も、始めた頃は本当にたくさん回りました。
多い時で、一日に20件くらい回った事もあります(笑)
なので、それだけ名刺も必要ですね。
なので、一流企業にお勤めの方は、その名刺を使うと良いかかもしれませんね。
銀行が一流企業のサラリーマンに融資が緩い、というのを不動産業者さんも知っていますので。
なので、私の場合は、遊技業の経営者という事で、この点のハードルは高かったと思います。
お金は持っていそうだけど、銀行の融資が厳しいというのを知っている不動産業者さんもいますので、その様な業者さんの場合は連絡を貰えません。
こういう風にして、何百件と不動産業者さんを回り、自分が一番に物件を紹介してもらえる様に地道な行動を繰り返す、という事ですね。
如何せん、不動産の情報は不動産業者さんが全て握っていますので、私たちは、地道に不動産業者さんに好かれるように行動しなければいけません。
世の中には、凄いお金持ちはたくさんいます。
不動産業者さんからすれば、そういう人に紹介して現金でポンっと買ってもらえれば、凄く良い訳です。
ただ、そういうお金持ちは競争も激しいわけです。
なので、私たちの様な一般庶民にも時々物件情報を回してくれる時がある、という事ですね。
そういう風にして、物件を紹介してもらい、物件を1件、2件と増やしていく。
こうして増やしていく事で実績も付きますし、実際に物件を所有していますので、不動産業者さんの方から物件を紹介してもらえる人になっていく事が出来ます。
よく、キャッシュフローが年間で1000万円欲しいです、という方の話が出ますが、まあ、そう簡単ではありません。
こうした地道な行動、まあ芸能界で例えるなら下積み時代ですね。
こういう時期を経験して、それなりの大家になっていく事が出来ると思います。